北朝鮮が砲撃訓練、韓国ソウルを「攻撃圏内」に

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演習中に発射される北朝鮮軍の多連装ロケット砲/KCNA via CNN Newsourc

演習中に発射される北朝鮮軍の多連装ロケット砲/KCNA via CNN Newsourc

韓国・ソウル(CNN) 北朝鮮は7日、長距離砲を誇示する砲撃訓練を実施した。専門家によれば、こうした長距離砲はほとんど予兆なく韓国を攻撃して、甚大な被害を与えることが可能だという。

朝鮮半島では現在、定例の米韓合同演習「フリーダムシールド(自由の盾)」が行われており、緊張が高まっている。韓国軍はこの演習について、北朝鮮の核の脅威を抑止することに主眼があるとしている。

北朝鮮国防省は4日、11日間の米韓合同演習を「挑発的」「無謀」と非難。北朝鮮軍は「冒険主義的な行動」を監視し、不安定な安保環境を統制するため「責任ある軍事活動」を取っていくと警告していた。

7日の砲撃訓練は北朝鮮による今週2回目の訓練となった。前日には演習中、地上部隊が南北軍事境界線沿いの監視所に入ったとみられる場面もあった。

北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記は2回とも訓練を視察しており、国営メディア提供の写真にその姿が捉えられている。

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