干ばつで干上がったダム、水底に沈んだ街が出現 フィリピン
東南アジアはここ数週間にわたって猛暑が続き、フィリピンでは気温が42度に達して学校の授業が中断されている。
フィリピンは例年、4月から5月にかけて1年で最も暑い季節を迎え、平均気温は30度代半ばに達する。しかし今年の気温は平年を大幅に上回る。
過去5日間は所によって暑さ指数が40度を超え、ダムに近いムニョスは41度を突破。28日の体感気温は47度だった。ルソン島は3月下旬の時点で、ダムのあるヌエバエシハ州を含めて北部と中部が干ばつに覆われていた。
干ばつは4月に入っても続き、米気象予報センターによると、ルソン島中部と南部の降水量は平年の25%を下回っている。