イスラエル軍、西エレズ検問所の開設を発表 人道物資搬入のため
(CNN) イスラエル国防軍(IDF)は12日、イスラエル政府の指示に基づき、米政府と連携し、パレスチナ自治区ガザ地区の住民へ人道援助物資を輸送するため、ガザ地区北部に「西エレズ」検問所を開設したと発表した。
IDFは、これを「ガザ地区、特にガザ地区北部への援助ルートを増やす」取り組みの一環だと述べた。同軍は11日、ラファ市のさらにいくつかの地域に対し、即時避難を命じている。これらの地域では地上侵攻に先立ち作戦を強化している。ラファからはすでに約30万人が避難した。
国連世界食糧計画(WFP)は10日、ガザ地区南部の検問所では3日間援助物資の搬入が行われていないことを明らかにした。エジプトは11日、安全上の懸念を理由にラファ検問所からの援助物資の搬入を調整しないと発表した。