イスラエル軍、ガザ北部ジャバリヤを空爆 「住民に避難指示」
(CNN) イスラエル軍のハガリ報道官は11日の記者会見で、パレスチナ自治区ガザ地区のジャバリヤで武装勢力への攻撃を実施していると発表した。
CNNが入手した映像には、ジャバリヤ難民キャンプの東側で爆発が起き、建物から煙が立ち上る場面が映っている。
ハガリ氏は、ジャバリヤで1時間前から戦闘機がテロ標的を攻撃していると報告。軍は作戦に先立ち、朝から住民を一時的にガザ中部へ避難させる準備を開始したと説明した。また、同日午後にガザ北部のベイトハヌーンとベイトラヒヤで、武装勢力の施設を狙った作戦を開始したと述べた。
住民らによると、イスラエル軍は11日午前、ガザ北部の複数の地区に避難指示のビラを散布した。
ジャバリヤの病院によると、同市の難民キャンプでは10日夜から11日未明にかけて実施されたイスラエル軍の空爆で、ジャーナリストの男性とその妻、12歳の息子を含む6人が死亡した。