航空機エンジンに転落死、乗客搭乗中の旅客機で オランダ
(CNN) オランダ・アムステルダムのスキポール空港で、航空機のジェットエンジンの中に人が転落して死亡した。
オランダ警察がX(旧ツイッター)に29日投稿した情報よると、現地時間の同日午後、運転中の航空機エンジンの中に人が転落して死亡した。警察は転落の経緯などについて調べている。
死亡した人が乗客なのか作業員なのかは分かっていない。
KLMオランダ航空によると、事故が起きたのはデンマーク中部ビルン行きの旅客機で、乗客が搭乗していた。
乗客や乗務員は同機を降り、手当てを受けているという。
スキポール空港は「恐ろしい出来事」だったとXに書き込み、「目撃した乗客と同僚をケアしています」と伝えた。
こうした事故が起きたのは初めてではなかった。
2022年12月には米アラバマ州の地方空港で、空港作業員がエンブラエル170型機のエンジンに吸い込まれて死亡した。
15年12月にはインドのムンバイ空港で、技術者がエアバスA319型機のエンジンに吸い込まれて死亡している。