ロシア、ウクライナ要衝ポクロウシクに「急接近」 クルスク侵入許した後も前進
ただ、ドブリアク氏によると、敵はポクロウシクの「ほぼ間近」まで接近している。ポクロウシクは兵站(へいたん)や軍事面の要衝で、ドネツク州におけるロシアの攻勢の焦点となっている。
ドブリアク氏は「ロシア軍はポクロウシク郊外から10キロを少し超える位置にいる」とし、状況は「悪化するばかりだ」と訴えた。
ロシアはここ数カ月、前線全体でウクライナの防御を圧迫しており、ウクライナの新兵や新規供与された欧米の兵器が戦場に到着する前に可能な限り領土を奪取しようと試みてきた。
ロシアの進軍は漸進的で、前線はここ数カ月ほとんど動いていないが、ポクロウシクへの最近の接近でウクライナや支援国の懸念が高まっている。