イスラエル、レバノン首都の建物に対する攻撃継続 ヒズボラの指揮拠点と主張

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ベイルート南郊への空爆により煙が上がっている=28日/Hassan Ammar/AP

ベイルート南郊への空爆により煙が上がっている=28日/Hassan Ammar/AP

(CNN) イスラエルがレバノンの首都ベイルート市内への攻撃を続けている。イスラエル国防軍(IDF)は28日、イスラム教シーア派組織ヒズボラが指揮拠点や兵器製造・保管施設として使用する建物を攻撃中だと明らかにした。

IDFは声明で「IDFの正確な諜報(ちょうほう)を踏まえ、イスラエル空軍は現在、テロ組織ヒズボラに属するベイルート市内の対テロ戦略目標への攻撃を続けている。攻撃を受けている目標には、兵器製造施設や先進兵器の保管施設、ヒズボラの重要な指揮拠点などが含まれる」と説明した。

この数時間前、IDFはベイルート南部ダヒエ地区の複数の建物に対する攻撃を開始していた。

レバノンのシンエルフィルから見たベイルート南郊の様子/Mohamed Azakir/Reuters
レバノンのシンエルフィルから見たベイルート南郊の様子/Mohamed Azakir/Reuters

ヒズボラは、攻撃対象の民間施設に兵器が保管されていることを否定している。

現地のCNN取材班によると、空爆のペースは夜間に一時断続的になっていたものの、現在は継続的に実施されているという。

イスラエル軍はダヒエの住民を対象に避難命令を出したが、ほとんど間を置かずに追加空爆を実施した。

ベイルートの海岸地帯には爆撃から逃れようと、数百の家族が身を寄せている。

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