レバノンから飛翔体、イスラエル軍が確認 北部の最大都市に飛来
(CNN) イスラエル軍は27日、レバノンから発射された約10の飛翔(ひしょう)体を探知したと発表した。イスラエル北部の最大都市、ハイファと周辺地域に向かって飛来したという。
飛翔体の一部は迎撃されたが、それ以外は「開けた土地に落下したのを確認した」。同軍が声明で明らかにした。
被害は報告されていないが、迎撃の際に発生した破片がハイファから10キロの距離にある町近くの開けた土地に着弾した。イスラエルの警察の報道官が述べた。現在警察が被害の検証を行っている。
レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは声明を出し、ハイファ周辺地域の集落に向けてロケット弾による攻撃を遂行したと説明した。目的は最近のイスラエル軍による攻撃への報復、パレスチナ自治区ガザ地区にいるパレスチナ人への支援、レバノンの防衛だとした。