イスラエルがシリア首都攻撃、テレビ司会者ら3人死亡
(CNN) シリア国営シリア・アラブ通信(SANA)は、シリアの首都ダマスカスが夜間にイスラエルの攻撃を受け、著名テレビ司会者のサファア・アフメドさんなど3人が死亡したと伝えた。
シリア国防省は、現地時間の午前2時ごろ、「占領されたゴラン高原の方向」からイスラエル軍がドローンと航空機でダマスカスを標的にしたと発表。防空システムでミサイルやドローンのほとんどを撃墜したと述べ、この攻撃で民間人3人と別の9人が負傷したとしている。
SNSに投稿された映像には、ダマスカス市内の軍の空港の西側にあるシリアの通信施設で爆発が起きる様子が映っている。CNNはこの映像の位置情報を確認した。別の映像では車が爆発・炎上していた。
アフメドさんらが死亡したのがこの場所だったのかどうかは分かっていない。
イスラエル軍は「外国メディアの報道についてはコメントしない」としている。
イスラエルは昨年10月7日以来、断続的にシリアを空爆しているが、通常、攻撃を実行したことは確認していない。