南太平洋バヌアツでM7.3の地震、米大使館など建物に被害

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米大使館の入っている被災した建物/weathermonitors/X

米大使館の入っている被災した建物/weathermonitors/X

(CNN) 南太平洋の島国バヌアツで17日、マグニチュード(M)7.3の地震があり、首都ポートビラにある複数の建物に被害が出た。被災した建物には米大使館も含まれる。

米地質調査所(USGS)によれば、現地時間正午過ぎに地震が発生した。震源の深さは約57.1キロ。

CNNが位置情報を確認した、SNSに投稿された複数の動画によれば、米大使館の入った建物にも被害が出ている。建物の1階の一部が崩壊したようで、がれきが大使館の周囲に散乱し、いくつかの窓が割れていた。

バヌアツは約80の島からなる島国で人口は約33万人。

地震による被害の様子/weathermonitors/X
地震による被害の様子/weathermonitors/X

USGSによれば、今回の地震により、ある程度の死傷者や被害が発生する可能性があるが、その影響は比較的局所的なものとなる見通し。経済的な損失はバヌアツの国内総生産(GDP)の1~10%と推計されるという。

当初出された津波警報はその後、解除された。

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