米人気ドラマ「ロザンヌ」打ち切り、主演女優が差別ツイート

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主演女優の人種差別的なツイートで、米人気コメディードラマが打ち切りに

主演女優の人種差別的なツイートで、米人気コメディードラマが打ち切りに

ニューヨーク(CNNMoney) 米ABCテレビは29日、人気コメディードラマ「ロザンヌ」の放送を打ち切ると明らかにした。主演女優のロザンヌ・バー氏がツイッターに人種差別的な投稿を行っていたことを受けて決定した。

バー氏は、ツイッターに「ムスリム同胞団と猿の惑星に赤ちゃんができた=vj」と投稿していた。バー氏は、オバマ前大統領の上級顧問を務めたバレリー・ジャレット氏に関するコメントに返答していた。

バー氏は冗談を述べていたと主張したが、その後、投稿を削除し、ジャレット氏と「すべての米国人」に謝罪していた。

ABCは声明で、バー氏の投稿について、嫌悪を催させ、社の価値観とも一致しないと指摘し、番組の打ち切りを決めたと述べた。

番組打ち切りは業界にも衝撃を与えている。業界筋によれば、こうした形での番組打ち切りは前例がないという。ロザンヌは人気作品のリバイバル版で、約3カ月前に放送が始まったばかりだった。第2シーズンの制作準備もすでに進められていて、今秋の放送が予定されていた。

バー氏の芸能プロダクション、ICMパートナーズも声明で、バー氏との契約を解除したと発表した。

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