BRICS加盟に34カ国が関心表明、今年はロシアが議長国

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BRICS首脳会議に参加する各国首脳=2019年、ブラジル/Ueslei Marcelino/Reuters

BRICS首脳会議に参加する各国首脳=2019年、ブラジル/Ueslei Marcelino/Reuters

香港(CNN) 日米欧の主要7カ国(G7)に対抗して中国とロシアが主導する新興5カ国(BRICS)の一員である南アフリカのパンドール国際関係相は4日までに、BRICS加入への関心を伝えてきた国は34カ国に達すると述べた。

記者団に明らかにしたが、具体的な国名には触れなかった。輪番制となっているBRICSの議長国は今年、ロシアが務めており、加盟申請を受け付ける最初の国ともなる。

BRICSは2011年以降、中ロにブラジル、インドと南アによる組織として活動。数週間前には加盟国の拡大が初めて実現し、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、エチオピアとエジプトが正式に加わった。

BRICSの推進力の中心は中国とされ、米国が強い影響力を持つG7による不公平な国際秩序の構築に挑戦するための組織との見方もある。ウクライナ侵略で西側諸国からの経済的かつ外交的な締め出しを受けるロシアにとって加盟に関心を示す諸国の存在は孤立を避け得る好材料ともなる。

年次のBRICS首脳会議は今年10月にロシア南西部のカザン市での開催が予定されている。南アのヨハネスブルクで昨年開かれた首脳会議ではプーチン氏はオンライン上の参加にとどまっていた。ウクライナ侵略で戦争犯罪の容疑に問われ、国際刑事裁判所が逮捕状を出したことが背景にあった。

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