ハワイアン航空、機内でiPad mini貸し出し
ニューヨーク(CNNMoney) ハワイアン航空は、機内で乗客に米アップルのタブレット端末「iPad mini」を貸し出すサービスを発表した。
iPad貸し出しサービスは1日から、ハワイと米大陸、アジア、南太平洋の各都市を結ぶ14便に導入された。ビジネスクラスの乗客は無料、エコノミークラスの乗客は17ドル、事前に予約した場合は15ドルでレンタルできる。
ハワイアン航空はこれまでボーイング767型機の機内で携帯娯楽システムを提供しており、その代替としてiPadを導入する。乗客はさまざまな映画やテレビ番組、ゲームなどが楽しめる。
iPadはオーストラリアのカンタス航空もボーイング767型機を使った16便で導入済みだ。一方、米サウスウエスト航空は衛星放送のディッシュ・ネットワークと組んで、乗客のスマートフォンやタブレット端末にテレビ番組をストリーミング配信している。
米連邦航空局(FAA)は今でも離着陸時の電子機器使用を禁止しているが、昨年には離着陸時でも安全に使用できる端末について調査する委員会を設置している。