マリフアナ合法化の米ワシントン州、334店公認か
(CNN) 嗜好(しこう)用のマリフアナ利用を約10カ月前の住民投票で合法化した米西部ワシントン州は5日までに、マリフアナ販売を認める店舗数は最高で334店となるとの規制案を発表した。
同案は州の酒類規制行政当局が承認したもので、店舗数は人口データを基に計算したとしている。今年10月の公聴会で規則案の是非を決める投票を実施する。マリフアナ栽培業者や販売の店舗は今年12月に州公認の許可を申請する手はずとなっている。
酒類規制行政当局の報道担当者によると、州公認の店舗でマリフアナが販売された場合、当初は州内のマリフアナ利用者の13%がこれらの店を通じて購入する見通し。この比率は今年末までに25%に増えると推定している。
「楽しみ」でマリフアナを利用することは米連邦法では違法とされている。ただ、米司法省は先週、マリフアナを合法化した州法に異議は唱えないとし、深刻な密輸捜査や子どもをマリフアナから遠ざける対策に注力するとの方針を示していた。