FRB新議長の最有力候補にイエレン氏 米ホワイトハウス
(CNN) 米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長候補の人選で、米ホワイトハウス当局者は19日までに、ジャネット・イエレンFRB副議長が最有力候補に浮上したことを明らかにした。
イエレン氏が任命された場合、FRBでは初の女性議長となる。
次期議長については、ラリー・サマーズ元財務長官の名前が取り沙汰されていたが、オバマ大統領は今月15日、同氏が候補者リストから外して欲しいとの要請を受け入れたと発表していた。
サマーズ氏はオバマ政権1期目で経済政策顧問の中心人物として仕えたが、FRB新議長への就任には議会内に反対論が出ていた。
大統領による次期議長の人選の発表は差し迫った段階にあるとされていたが、サマーズ氏の「辞退」で少なくとも1週間遅れるとの見方が出ていた。
バーナンキ現議長の任期は来年1月に切れる。