旅客機の座席、より狭く 快適な空の旅を過ごすには?
座席メーカー「レカロエアクラフトシーティング」はこうした流れを受け、幅が狭くても快適に過ごせる座席の開発に取り組んでいる。ひじ掛けを細くして座面の幅を確保。機内誌を入れるポケットの位置を高くしたり、シートのクッション材に乗客の体にフィットする素材を採用して厚みを減らし、足下のスペースにゆとりを持たせているという。
それでも幅の広い座席に座りたい場合は、座席をアップグレードするのが簡単だ。だがそれができない場合には、情報サイトで機体ごとの座席幅を調べるのがいいとナタラジャン氏は言う。実はエコノミークラスと一口に言っても座席幅はまちまち。チケットを手配する前に、座席が比較的広い機体を探すのも手だと同氏は語る。