中国人旅行者の機内トラブルが相次ぐ
中国国家観光局(CNTA)はこの件を受けて「中国人民の全体的なイメージを大きく損なった」とする声明を発表。地元当局に捜査を指示した。
また8日には、海南島の空港で乗客が着陸したばかりの旅客機の非常扉を開け、脱出用シューターを広げるということがあった。
その舞台となったのは、西安発の中国東方航空の国内便。中国南部の情報を扱うウェブサイト「南方」によれば、早く飛行機から降りたいというのが動機だったらしい。
新華社によれば、このトラブルで飛行機は2時間遅れ、約190万円もの費用が生じたという。
類似のトラブルは14日にも起きている。杭州の空港で離陸直前の厦門航空便に乗っていた乗客が、新鮮な空気を取り入れようとして非常扉を開けたのだ。
乗客は航空機の利用が生まれて初めてだったという。厦門航空によれば、実害はなかったため罰金などの措置は採られなかった。