中国大陸縦断の高速鉄道案、世界最長3千キロ 時速350キロ

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(CNN) 中国で北部の内モンゴルと南部の海南島を結ぶ大陸縦断鉄道の建設が提案されている。時速350キロで運行する計画で、実現すれば世界最長の高速鉄道になる。

同路線は内モンゴルの包頭市を起点として陝西省、湖北省、湖南省、広西自治区、広東省を通り、海南島の海口市に到達する。全長は発表されていないが、包頭市と海口市の距離は約3000キロ。現時点で世界最長の高速鉄道は北京と広州を結ぶ路線の約2300キロだが、大陸縦断鉄道が実現すればこれを上回る見通し。

このプロジェクトは「21世紀の海運シルクロード」建設を目指す計画の一環となる。同路線は内モンゴルの黄河や湖北省の長江といった大河の近くを通り、終着点の海南島は南シナ海に面している。西安や桂林といった人気観光地も経由する。

現在ある高速鉄道とも接続する計画で、提案では2016~20年の国家開発5カ年計画に盛り込むことを目指している。

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