中東の航空会社、米デルタの謝罪拒否 「9・11」関与発言

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米デルタ航空CEOの発言にペルシャ湾諸国の航空会社が強く反発

米デルタ航空CEOの発言にペルシャ湾諸国の航空会社が強く反発

ニューヨーク(CNNMoney) 米大手デルタ航空の最高経営責任者(CEO)が2001年の米同時多発テロとペルシャ湾諸国の航空会社の責任を関係付ける発言を行って激しい反発を買い、謝罪も拒絶される騒ぎとなった。

もめ事の発端は、デルタのリチャード・アンダーソンCEOがCNNの番組で航空会社へ政府補助金の有無に絡み、中東のエディハド、カタール、エミレーツ3航空を批判した発言。

同CEOは3社は過去10年、400億米ドルに達する財政援助を受けていると主張。しかし、カタール航空のCEOは補助金ではなく株式発行に伴う資金調達とし、3社は米国の航空会社こそ同時テロ後、金融支援を受けていたとも応酬していた。

これに対しアンダーソン氏はアラビア半島に位置するアラブ首長国連邦(UAE)の航空会社によるテロに絡めた言動は大きな皮肉と反ばく。「米国の航空会社はアラビア半島のテロリストが起こしたテロに非常な衝撃を受け、大々的な業界再編を強いられてもいた」と言い返していた。

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