高級アパートに「空中駐車場」、居間から車鑑賞 シンガポール
同アパートは2008年の金融危機の発生前に建設され、最近は豪華な不動産物件の不振もあり、入居者の確保に迫られていた。建物の運営管理権は13年、中国に拠点がある投資企業が獲得。同企業の幹部は事業の発展や社名を広げるための象徴的なビルが必要だったと指摘した。
同社は管理権を得た後、収益拡大を狙って小規模の改修工事を実施し、入居者に毎日提供する無料の朝食などのサービスも開始していた。
入居率は現在70%で、居住空間は256平方メートル。購入価格は1000万ドル(約12億円)からとなっている。