エアバス、A380機の製造続行 乗客収容能力の拡大検討

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同型機は競合企業の米ボーイング社の超大型旅客機に対抗するため2005年に市場に投入。ただ、多くの航空会社が機種選定で燃費効率の良い機材を重視し始め、需要減が目立ち始めていた。航空会社にとって燃料経費は人件費に次ぐ大口の出費源となっている。

この中でエアバスは今年からA380機の生産縮小に踏み切る予定で、18年からは年間12機に限定する計画。15年の引き渡しは27機だった。

世界中で現在運用されている同型機は207機。新たに納入予定となっているのは112機。エアバスが05年時点で想定していた計1200機の受注を大きく下回る結果となっている。

エアバス社は11日、昨年通年で顧客に引き渡した機数は過去最高の688機と発表。ボーイング社の748機を下回った。

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