米銃業界苦境、銃・弾薬の販売減 トランプ大統領誕生で一転

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銃弾の販売も落ち込んでいる。近年の需要は極めて高く製造企業は生産が追い付かず、輸入にも頼っていた。昨年の輸入実績は過去最高水準を記録してもいた。しかし、関連企業は最近、昨年10~12月期の第4四半期の販売は前四半期比で20%下落したと報告していた。

銃などの販売減少について、銃器メーカー「カラシニコフUSA」のブライアン・スキナー最高経営責任者(CEO)はCNNMoneyとの最近の取材で、大統領選では銃器関連業界の全体が民主党のクリントン元国務長官の勝利を見越した対応策を検討していたと説明。

同氏が当選後、厳しい銃規制を打ち出すものと想定し、その前に大きな駆け込み需要が生まれるとにらんで大量の注文をしていたと指摘。しかし、トランプ氏の勝利でこの目算が狂い、発注取り消しが相次いだと見ている。

同CEOはラスベガスで開かれた銃器関連業界の年次会議で、今後4年間の銃関連ビジネスは当初予想していた状況にはならない可能性があり、業者の一部が倒産などに追い込まれる可能性にも言及した。

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