機内サービスの競争激化、アメリカンも機内食無料へ
ニューヨーク(CNNMoney) アメリカン航空は16日までに、西海岸のロサンゼルスとサンフランシスコの2都市と東海岸のニューヨークとを結ぶ便について5月1日から乗客全員に対し機内食を無料で提供すると明らかにした。機内食の無料提供はデルタ航空も先ごろ発表しており、機内サービスをめぐる競争が激しくなっている。
アメリカン航空は声明で、大陸を横断する利用者に一流の搭乗経験を提供したいと述べた。メニューは時間帯によって異なるという。午前中はコンチネンタル・ブレックファーストが提供される見通し。ランチやディナーにはサンドイッチやデザートなどのセットといったオプションもつく。
アメリカンが機内食無料を発表する数日前には、デルタが大陸を横断する一部の便について機内食の無料提供のサービスを開始していた。
アメリカンは昨年8月、Wi-Fiが利用可能な便なら無料で娯楽プログラムを視聴できるサービスを開始した。その数カ月前にはデルタが似たようなサービスの提供を開始していた。