クシュナー一族、中国で投資呼び掛け 「永住権の獲得も」

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クシュナー家が北京で不動産プロジェクトへの投資を呼びかけた

クシュナー家が北京で不動産プロジェクトへの投資を呼びかけた

北京(CNNMoney) トランプ米大統領の娘イバンカ氏の夫、ジャレッド・クシュナー上級顧問の一族がニュージャージー州で進める開発事業に対し、中国人実業家からの投資を呼び掛けるイベントが6日、北京で開催された。

北京市内の米系ホテルで開かれたイベントでは、クシュナー氏の妹のニコール・クシュナー・メイヤー氏が登壇。米国内のプロジェクトに投資した外国人が永住権を取得できる「EB5」ビザ制度の利用を勧め、「50万ドル(約5600万円)の投資で米国移住を」と呼び掛けた。

クシュナー一族がニュージャージー州で開発している居住、商業施設は9億7640万ドルの大規模プロジェクト。このうち15%の資金はEB5ビザを通して調達する計画だという。

EB5ビザの制度ではこれまでも、中国の富裕層がトランプ一家やクシュナー一家の事業に投資してきた。しかしトランプ政権が移民政策の厳格化を進めるなか、与野党両党から「高収入の外国人に市民権を売り渡す制度」との批判が強まっている。

メイヤー氏はイベントで、今後はEB5ビザ取得の条件となる投資額が引き上げられる可能性もあると述べ、投資家は決断を急いだほうがいいと主張した。

クシュナー氏本人は大統領顧問への就任にともない、ビジネスの一線から退いている。

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