ボーイング、修正ソフトの提出を「数週間後」に延期

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ボーイングによるソフトウエアの修正作業が数週間遅れる見通しに/Stephen Brashear/Getty Images North America/Getty Images

ボーイングによるソフトウエアの修正作業が数週間遅れる見通しに/Stephen Brashear/Getty Images North America/Getty Images

(CNN) 米連邦航空局(FAA)は1日、ボーイングが新型旅客機「737MAX」の墜落事故を受けて進めている同機種のソフトウエア修正作業が当初の計画より遅れ、数週間後までかかるとの見通しを明らかにした。

ボーイングは先週、修正ソフトをFAAに提出して承認を求める予定だった。3月27日にはシアトルに業界の代表者数百人を集め、修正ソフトの実演を行っていた。しかしFAAによると、同社はその後、追加の作業が必要だと判断した。

FAAは今後数週間のうちに完成した修正ソフトを受け取り、内容を審査する予定だと述べた。

ボーイング側も日程を変更したことを認めたが、その理由には言及していない。

昨年10月と今年3月に墜落事故を起こした737MAXについて、FAAは3月13日、他国の後を追う形で運航を禁止した。同機種を24機運航していたアメリカン航空は1日、運航再開がさらに遅れる可能性があることを認識していると述べた。

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