マクドナルド、「サンデー・ブラッディ・サンデー」の広告で謝罪

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ポルトガルのマクドナルドが、ハロウィーンに合わせた広告で批判を受け謝罪した/Horacio Villalobos/Corbis via Getty Images

ポルトガルのマクドナルドが、ハロウィーンに合わせた広告で批判を受け謝罪した/Horacio Villalobos/Corbis via Getty Images

(CNN) ポルトガルのマクドナルドがハロウィーンに合わせたデザートの宣伝で「サンデー・ブラッディ・サンデー(Sundae Bloody Sundae)」との文句を使用したところ、英領北アイルランドの「血の日曜日事件(Bloody Sunday)」を想起させるとして問題視され、謝罪に追い込まれた。

血の日曜日事件は1972年に発生。北アイルランドのデリーで英軍兵士が非武装のデモ隊に発砲し、14人が死亡した。アイルランドのバンドU2が楽曲「Sunday Bloody Sunday(原題)」で当日の恐怖をつづったことでも知られる。

問題の広告については、アイルランド人の利用客がポルトガルのマクドナルド店舗で見つけ、ツイッターに画像を投稿した。反発を受け、ポルトガル・マクドナルドはこの文句を扱った全ての広告を撤去している。

ポルトガル・マクドナルドは声明で、この広告を「国内の少数の店舗を対象にした地域市場活性化策」と説明。ハロウィーンを祝おうとしたもので、「動揺を与えたり侮辱したり」する意図はなかったと説明した。

そのうえで「不快や苦痛を与えた場合には心からおわびする」としている。

2013年には英ロンドンでも、「サンデー・ブラッディ・サンデー」と名付けたカクテルが批判を受け、バーが謝罪する出来事があった。このカクテルは、兵士をかたどった小さなおもちゃと一緒に提供されていた。

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