ロナルド選手、レイプ疑惑を強く否定 「良心に曇りなし」
(CNN) サッカーのポルトガル代表、クリスティアーノ・ロナルド選手は3日、自身にレイプされたとする米国人女性の訴えに触れ、疑惑を強く否定した。自らの「良心に曇りはない」と強調している。
被害を訴えているのはキャスリン・マヨーガさん。ネバダ州クラーク郡の裁判所に提出された訴状によれば、2009年に米ラスベガスのホテルで、大声で繰り返し拒否したにもかかわらずレイプされたとしている。
ロナルド選手はツイッターで、「私に対する告発を断固否定する」と言明。レイプ行為については、「自分のあらゆる信条に反するおぞましい犯罪」と強調した。
さらに「嫌疑を晴らしたいとは思っているが、私を利用して宣伝しようとする者が作ったメディアショーの見せ物になることは拒否する」とし、「私には曇りない良心があり、全ての捜査結果が出るのを穏やかな気持ちで待つことができる」と述べた。
ロナルド選手は先月28日にも、インスタグラムでマヨーガさんらに言及。「彼らの今日の言動は偽ニュースだ。私の名前を使って宣伝したい、有名になりたいという考えだ」と述べていた。
これに対し弁護士は2日、マヨーガさんの訴えや「心理的な傷」などは偽ニュースではないと反論した。
マヨーガさんは訴状で、ロナルド選手らが自身の弱った心理状態につけ込み、和解文や秘密保持契約への署名を強要したと主張。この件を口外しないことを条件に37万5000ドルを受け取ったとしており、和解合意の無効化を求めている。