独BMW、23年ぶりにロゴ刷新
ニューヨーク(CNN Business) 独自動車メーカーのBMWが、丸型ロゴのデザインをおよそ20年ぶりに刷新することが5日までに分かった。
新しいロゴでは、これまで黒く塗りつぶされていた外側のリング状のスペースが透明になる。そのほか「BMW」の文字の書体を含め、より平面的でモダンな見た目に変更された。 中心に描かれる青と白のエンブレムはそのままだ。
新たなロゴはBMWの公式SNSやウェブサイトで使用される予定。同社はウェブサイトの声明で、ロゴの刷新について「より開放的で明瞭なイメージを打ち出す」意図があったと説明した。
また今回の変更が象徴するものとして、モビリティーに対する同社の役割の重要性を挙げた。関連する取り組みを通じ、未来における運転の喜びを実現したいとしている。
新たなロゴは3日にお披露目された電気自動車(EV)「コンセプトi4」のボンネットを飾った。ただBMWの広報担当者によれば、現時点で同じものを大量生産向けのモデルに採用する計画はないという。
従来のロゴは1997年から使用されていた。BMWは103年の歴史の中で過去6度、ロゴの変更を行っているが基本的にはどれも似通ったデザインだ。おなじみの青と白のエンブレムは同社誕生の地である独バイエルン州を表したものだという。