米百貨店ノードストローム、毛皮の販売を停止へ

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米百貨店ノードストロームが動物の毛皮や革の製品の販売を2021年末までに禁止すると発表した/Shutterstock

米百貨店ノードストロームが動物の毛皮や革の製品の販売を2021年末までに禁止すると発表した/Shutterstock

ニューヨーク(CNN Business) 米百貨店大手ノードストロームは30日までに、動物愛護協会と連携して、本物の毛皮や動物の革の製品の販売を店舗とオンラインで禁止する方針を明らかにした。実施は2021年末までに行うとしている。

動物愛護協会の幹部によれば、今回のノードストロームの取り組みは、米国の小売業者としては初めての動物の革製品の販売禁止となる。

ノードストロームの自社ブランド製品ではここ数年は毛皮などは扱っていなかった。

方針の変更によって現在ノードストロームで販売されているブランドに影響が及ぶかもしれないが、ノードストロームは毛皮や動物の革の利用についてパートナーのブランドに対して再評価を促したいとしている。

毛皮について取り扱いの停止を発表する企業も出てきている。百貨店のメーシーズとブルーミングデールズは2019年10月、2021年に毛皮の販売を停止すると発表した。ファッションブランドのコーチは2018年、翌年までにミンクやキツネ、コヨーテ、ウサギなどの本物の毛皮の使用を停止すると明らかにしていた。

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