米ボーイング、改修中の次期大統領専用機からテキーラの空き瓶

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米ボーイングが次期大統領専用機「エアフォースワン」として改修作業を進めている機体の中でテキーラの空き瓶が2本見つかったことが分かった/Luke Sharrett/Bloomberg/Getty Images

米ボーイングが次期大統領専用機「エアフォースワン」として改修作業を進めている機体の中でテキーラの空き瓶が2本見つかったことが分かった/Luke Sharrett/Bloomberg/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 米ボーイングが次期大統領専用機「エアフォースワン」として改修作業を進めている747型機の中から、テキーラの空き瓶が2本見つかったことが分かった。

米紙ウォールストリート・ジャーナルが20日に伝えた。改修作業現場はテキサス州サンアントニオにあるボーイングの施設。アルコールは同社の全工場で禁止されている。

同社はこの報道を確認も否定もせず、「契約上」の理由でコメントできないと述べた。

空軍の報道官は同社から連絡を受けたとしたうえで、作業の進行に影響はないと強調。今後も厳しい品質管理の条件が守られるよう監視を続けると述べた。

ボーイングは2018年、政府との間で大統領専用機2機を受注する39億ドル(現在のレートで約4300億円)規模の契約を結んだ。当初は24年に納入する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大に関連した遅延と下請け業者の破産を理由に約1年の延期を要請していた。

ボーイングでは737MAX型機が2度の墜落事故を起こした後、同機や787型機の品質管理をめぐる問題が次々と発覚している。

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