「JPモルガンは中国共産党より長く続く」、CEOが冗談を「後悔」
同氏の発言は、有力な企業幹部が中国指導部について率直な見解を表明する珍しい例となった。
だが、ダイモン氏は24日の声明でこの発言を撤回。「あのような発言はすべきではなく、後悔している。当社の力強さと息の長さを強調しようとした発言だった」と述べた。
JPモルガンの広報担当は、同行は中国に注力しており、ダイモン氏はボストンで「中国と中国国民が非常に賢く思慮深い」ことを明確にしていたと説明。「ダイモンは他国やその指導者について軽率もしくは敬意に欠けた発言をすべきではないと認識している」とも述べた。
JPモルガンは近年、中国進出を強化している。今年は中国国内に展開する証券事業の完全子会社化を規制当局から認められていた。