英インフレ率、再び10.1%に 7月の記録に並ぶ

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英イングランド中部シェフィールドの市場で野菜や果物を見る買い物客/Dominic Lipinski/Bloomberg/Getty Images

英イングランド中部シェフィールドの市場で野菜や果物を見る買い物客/Dominic Lipinski/Bloomberg/Getty Images

ロンドン(CNN Business) 英国家統計局(ONS)が19日に発表した9月のインフレ率は10.1%と、今年7月の記録に並んだ。

毎月のインフレ率は、前年同月と比べた消費者物価指数(CPI)の上昇率で示される。7月に過去40年の最高値を記録した後、8月は9.9.%といったん下がったものの、9月はまた10%を超えたことが分かった。

ONSによると、食品価格の高騰が最大の要因とみられる。

イングランド銀行(中央銀行)が来月3日の次回会合で決定する金利に影響を及ぼす可能性がある。ベイリー総裁は物価上昇を抑えるために、より強い対策が必要となる可能性を指摘している。

ハント財務相は最新の数値発表を受けて、弱者への支援に重点を置きつつ、長期的な成長を図ると述べた。

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