乗客降機中に機体が後ろに傾く、負傷者なし 米JFK空港
(CNN) 米ニューヨークのジョン・F・ケネディ(JFK)国際空港で22日、格安航空会社ジェットブルーの旅客機が乗客の降機中にバランスを失い、シーソーのように傾く出来事があった。ジェットブルー社が明らかにした。
ジェットブルーはCNNの取材に「ゲート到着後、降機中に重量やバランスが変化したために機体の尾部が後ろに傾き、機首が持ち上がった。機首は最終的に元の位置に戻った」と説明した。
この出来事による負傷者は出ていないという。
インターネット上に投稿された映像には、機首や前方の降着装置が空中に浮き上がっている様子が映っている。機体前方の貨物室の扉が少なくとも1カ所開いているのも確認できる。
ジェットブルーは「今回の出来事について調査を進めている」と説明。再び飛行させる前に機体を検査する方針を示した。
JFK国際空港を監督するニューヨーク・ニュージャージー港湾局によると、空港の他の業務に支障は出なかった。