ハリス副大統領、USスチールの国内保有を支持 日本製鉄に打撃

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米ペンシルベニア州ブラドックにあるUSスチールの工場/Branden Eastwood/AFP/Getty Images

米ペンシルベニア州ブラドックにあるUSスチールの工場/Branden Eastwood/AFP/Getty Images

(CNN) 米国のハリス副大統領は2日、米ペンシルベニア州ピッツバーグで開催された選挙集会で、日本製鉄が買収を計画しているUSスチールについて、「強力な米国の鉄鋼企業を維持することが我が国にとって不可欠だ」とし、国内で所有され続けるべきだとの考えを明らかにした。

日本製鉄によるUSスチールの買収計画をめぐり議論が起きているが、ハリス氏が買収計画について言及するのは今回が初めて。

ハリス氏は2日のレーバーデー(労働者の日)にあわせた集会で、バイデン大統領に紹介された後、「USスチールは歴史ある米国の企業であり、強力な米国の鉄鋼企業を維持することが我が国にとって不可欠だ」と述べ、USスチールは国内で所有され運営され続けるべきだとした。

米政府はこれまでも買収計画に反対の姿勢を示しており、バイデン氏は、米国の鉄鋼労働者によって支えられた強力な米国の鉄鋼企業を維持することが重要だとの見方を示していた。

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