「サイバーマンデー」の売り上げ2兆円と過去最高、米国の消費意欲旺盛

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荷物を分類するフェデックスの配達員=2日、ニューヨーク・マンハッタン/Anthony Behar/Sipa USA/AP

荷物を分類するフェデックスの配達員=2日、ニューヨーク・マンハッタン/Anthony Behar/Sipa USA/AP

(CNN) 米感謝祭に続く月曜日で、ネット通販が活発になる「サイバーマンデー」にあたる2日の売り上げが前年比7.3%増の133億ドル(約2兆円)を記録したことがわかった。アドビ・アナリティクスの分析で明らかになった。

物価上昇に対する懸念は根強いものの、年末商戦の大幅な値下げによって支出は増加した。アドビによれば、消費者は感謝祭からの5日間で過去最高となる411億ドルを支出した。

アドビ・デジタル・インサイツのアナリストは声明で、「サイバーマンデーは依然として季節を通じても年間を通じても最大のオンラインショッピングの日であり続けた」と述べた。感謝祭とブラックフライデーの両方でも前年比で、より力強い消費の伸びが見られたという。

アドビによれば、感謝祭とブラックフライデーのオンラインでの支出はそれぞれ、前年比で8.8%増、10.2%増となった。アドビのアナリストによれば、小売業者による早めの割引が消費者の早期の購入を促し、サイバーマンデーは年末商戦の「ラストオーダー」になったという。

同社のデータの予測では、11月1日から12月31日までの年末商戦の消費額は前年比8.4%増の2400億ドルを超えるとみられている。

サイバーマンデーの記録的な売り上げは米国の消費者が携帯端末で買い物をしたことによって押し上げられて76億ドルに上った。今年のオンラインでの販売の57%が携帯端末経由だったのに対し、2019年のこの割合は33%だった。

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