「死ぬまでに1度は行きたい」世界の名所1000カ所
(CNN) ラトビアのガウヤ渓谷に広がる童話の森、バルト海に浮かぶエストニアのサーレマー島、高さ50メートルを超えるリトアニアの砂丘――。2003年の著書「死ぬまでに一度は行きたい世界の1000カ所」で話題を呼んだ旅行ライターのパトリシア・シュルツさんが、当時まだ訪れにくかった旧ソ連のバルト三国や旧ユーゴスラビアの名所を新たに盛り込んで改訂版を執筆した。
旧ユーゴ諸国からは、モンテネグロのアドリア海に面した都市ブドヴァの美しいビーチや、クロアチアのイストラ半島に残るローマ時代の円形競技場、スロベニアのリュブリャニツァ川にかかる三本橋などが紹介されている。
初版では訪れる時間のなかったガーナやグリーンランドも含め、計28カ国、200カ所を追加。新たに200ページを加え、カラー写真600枚とiPad(アイパッド)用のインタラクティブ・アプリも付けた。ハネムーンや銀婚式、誕生日といった「一生に一度」の記念旅行に似合う超高級ホテルから、こぢんまりとした手ごろなホテルまで、幅広く紹介。目的地そのものだけでなく、その土地で楽しめる旅行プランや体験なども提案している。