ヘンリー王子の全裸写真、英メディアが沈黙する理由
インターネットでうわさが広まったことを受け、英国のメディアでもようやく問題の写真を手配する動きが出ているという。しかし、たとえ掲載に踏み切ったとしても、かつてとは形勢が逆転し、新聞がインターネットメディアの後追いを強いられるようになったことは明らかだとジョンソン氏はみる。
「ただでさえ新聞の販売が落ち込んでいる中で、自主規制に縛られていては無防備な状態が続き、反応が遅いという印象を与えてしまう」と同氏は述べ、「新しい世代は新しいニュースを制約なしで即座に欲しがっている。新聞がこの世代の読者に見限られたくなければ、少なくともソーシャルメディアとニュースメディアに対抗しなければならない」と訴える。
ヘンリー王子については、うっかり気を許した相手に裏切られたことには同情するとコメント。ホテルの自室ならプライバシーが守られると思ったのかもしれないが、ラスベガスは、特に世界有数の有名人にとって、トラブル以外に何も期待できない場所だという実態は知っておくべきだったと釘を刺した。