米軍、「アイアンマン部隊」に意欲 怪力装置や発電軍靴

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スポーツ用品メーカーの大手「アディダス」が開発したサッカーチーム用の技術も容易に応用出来るとされる。

アイアンマン・スーツを着込んだ場合、戦闘現場の各兵士は背中にトランプカード1組ほどの大きさの小型機器を装着すると、心拍数や発汗の具合などのデータを随時知ることが出来る。歩行速度、目的地までの距離、全地球測位システム(GPS)を通じた自らの居場所や味方部隊の位置の情報も入手し得る。司令官は部隊の動向をリアルタイムで把握することも可能。

海軍特殊部隊の元兵士は、開発が順調に進めば「アイアンマン・スーツ部隊」は戦闘現場で極めて大きな意味を持つと指摘。「彼らの前進を止めることは出来ないだろう」との戦果を予想した。

米特殊作戦軍のマクレイバン司令官は最近、アイアンマン・スーツの開発着手に伴い、アフガニスタンで失った特殊工作員に触れ、工作員の犠牲者はこれを最後にしたいとの思いを漏らした。

「失った工作員がドアの背後に誰がいるのか分からないが、開けなければいけない状況を考えて欲しい。開いた時、彼は可能な限りの防御が出来る状況にいなければならない」と付け加えた。

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