バチカン訪問の信者数が昨年3倍に、現法王の人気を証明
ロンドン(CNNMoney) ローマ法王庁は5日までに、ミサ参加などでバチカンを昨年訪れた信者らは2012年と比べ約3倍の水準となる660万人以上に達したと報告した。
昨年3月に就任、僧職者の清貧な生活や財政問題を含めた教会組織の改革などを唱えるフランシスコ法王の人気ぶりを物語る数字となっている。最近では自らの誕生日にホームレスを招いて食事を共にしたり、ダウン症候群を患う10代少年を法王専用車に乗せたりして話題を呼んだ。
米誌タイムは昨年、年恒例の「今年の人」にフランシスコ法王を選んでもいた。
前法王ベネディクト16世が在位中だった2012年のバチカンへの年間訪問者数は約230万人だった。