火星の地表に突如現れた「謎の石」 NASA探査機が撮影
スクワイアズ氏は写真を示しながら、「火星は常に新しいものを投げかけてくる」と笑顔を見せた。
突如出現した石は、オポチュニティが動いた際に車輪ではね飛ばされたものという説が有力だ。もう1つの説として、付近に穴があってそこから噴出されたとも考えられるが、可能性は低いという。
現在、石の大きさを測ったり写真を撮ったりするなどして詳しく調べているが、中央の赤みがかった部分は「今まで見たことのないもののようだ」とスクワイアズ氏。硫黄とマグネシウムの含有率が非常に高く、マンガンの量は火星の通常の物体の2倍にもなるという。
スクワイアズ氏は「我々はすっかり混乱し、みんなが論争や言い争いを楽しんでいる」と話している。