まるで生き物? 自己修復するプラスチックに熱い視線

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新素材が実用化されれば、スマホ画面のひび割れを嘆くこともなくなる?

新素材が実用化されれば、スマホ画面のひび割れを嘆くこともなくなる?

なかでも注目されるのが、けがの治療への応用だ。

「少なくとも動物では機能するようだ」とレブレル氏は言う。「まず市販のレバーを接合して手応えを得てから、病院の同僚たちとネズミの肝臓で実験してみたらうまくいった。豚を使った手術も成功した」

あくまでも優先するのは次世代の工業製品への応用だが、まだ研究途上にあるため、現時点ではっきりとした実用化のめどは立っていない。

それでもこの分野は可能性に満ちている。ビトレマー以外にも自己修復するコンクリートや飛行機の翼、かさぶたのように傷を治すプラスチックなどの研究が進められている。

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