不明の猫を7年ぶり発見、新旧飼い主で所有権争い 米
一方、ワイリーの飼い主のテレス・ウェゾレックさんは、2010年にこの猫を保護施設から引き取った。猫はウェゾレックさんに孫のように可愛がられてなついていると主張、「5年間暮らした家から引き離されて新しい環境に置かれれば極度のストレスになる」と訴えている。
ウェゾレックさんの弁護士によると、ウェゾレックさんは昨年、新たな獣医師にワイリーを連れて行った際に初めてマイクロチップの存在を知った。その後、チップの会社に電話して名前の変更を依頼したという。
これに対してメスタスさん側の弁護士は、誰にも悪意はなかったとした上で、ウェゾレックさんが猫の里親になった時点ですぐにマイクロチップを調べていれば、誰かが心をいためる事態は避けられたはずだと主張している。