悪臭放つ「死体花」が開花 米シカゴ植物園

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「死体花」とも呼ばれる「ショクダイオオコンニャク」=シカゴ植物園

「死体花」とも呼ばれる「ショクダイオオコンニャク」=シカゴ植物園

(CNN) 米シカゴ植物園でこのほど、強い腐臭を放つことから「死体花」とも呼ばれる「ショクダイオオコンニャク」が開花した。

29日に開花したショクダイオオコンニャクの愛称は「アリス」。学名の「アモルフォファルス・ティタヌム」は「変な形をした巨大なペニス」の意味だ。

花を支えられる大きさに育つまで約10年かかり、最初に咲いてから次に咲くまでさらに2年以上かかるとされる。

花は24~36時間しかもたないが、その間に強い臭いを放ってシデムシやニクバエなどの虫をおびき寄せる。

臭いの成分は硫黄化合物や脂肪酸、アルコールなど。夜間に臭いが最高潮に達するため、同植物園は29日の開園時間を30日午前2時まで延長すると発表。開花中の様子はユーチューブでもライブで公開された。

米国内では2013年7月、首都ワシントンの米国植物庭園でも、07年から栽培されていたショクダイオオコンニャクが開花した。

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