ホッキョクグマの赤ちゃんビデオ、眠たげな様子にうっとり
(CNN) 米オハイオ州にあるコロンバス動物園水族館が、眠たげな様子のホッキョクグマの赤ちゃんのビデオを公開し、人々をとりこにしている。
ビデオはフェイスブックに11日に投稿された。ホッキョクグマのメスの赤ちゃんは生後5週間。まだ目が完全には開かないまま、縫いぐるみにしがみついたり、動き回って眠そうな声を立てたり、舌を出したりする姿をとらえている。
飼育係によると、ビデオの中で聞こえる猫のゴロゴロいうような声は、赤ちゃんが満足している時に出す声だという。
現在の体重は約1.8キロ、身長は約40センチ。「1日ごとにうまく動けるようになって、特に餌を食べたい時には4本足で立とうとする」という。
赤ちゃんは同動物園で飼育されている母グマの「オーロラ」から11月6日に生まれた。一緒に生まれたもう1頭の赤ちゃんは死んだ。
生き残った方の子グマも、オーロラがあまり面倒を見なかったことから、生後1週間で母グマから引き離し、係員が24時間態勢で見守りながら育てている。
ホッキョクグマの赤ちゃんはジャイアントパンダと同じで、生まれた時は非常に小さいことから無事に育てるのが難しく、生後数週間で死んでしまうことも多い。人工飼育で生き残れる確率は50%前後で、野生のクマと同程度だという。
赤ちゃんの動画を見たユーザーからは「心がとろけそう」「あのクークーいう音がたまらない。あの丸っこいおなかがたまらない」などの反響が寄せられている。