カナダの兄弟、わなから救出したワシと記念撮影
(CNN) カナダ・オンタリオ州の森林を車で通りかかった男性2人が、わなにかかったハクトウワシを発見して救出した。その様子を収めたビデオをネットで公開、記念の自撮り写真も忘れなかった。
ワシを助けたのはマイケル・フレッチャーさんとニール・フレッチャーさんの兄弟。「何かあると気づいて車を止めた」とマイケルさんは話す。「タカだと思ったけれど、探しても何も見えなかった。そこで来た道をチェックしたら、ハクトウワシがわなにかかっていた」
マイケルさんはビデオカメラを設置して、ニールさんと2人で救出に向かった。わなは木の枝を使ってこじ開け、引っかかっていたワシのかぎ爪を外したという。
2人は無事救出したワシと一緒に笑顔で記念写真を自撮りした後、ワシを空に放ち、飛び去る様子を再びビデオに収めた。
北米のハクトウワシは1987年に絶滅危惧種の指定を解除され、以後、個体数は順調に回復している。