ロシア、フランスに子犬を贈呈 殉職した警察犬の後任に
(CNN) フランス・パリの同時多発テロで急襲作戦に出動して「殉職」した警察犬の後任として、ロシアがフランスにジャーマンシェパードの子犬を贈呈した。
フランスの警察犬「ディーゼル」は、パリ同時テロを受けて先月18日に警察が行った急襲作戦に出動して死んだ。インターネットではその死を悼む声が広がっていた。
モスクワのフランス大使館で7日に行われた贈呈式で、ジャンモリス・リペール駐ロシア大使は「本日贈呈された子犬は、ディーゼルの後任となり、友好の証しとなる」と謝意を表した。
子犬は民話に出てくる英雄にちなんで「ドブルイニャ」と命名された。式典に出席したロシアのイゴール・ズボフ内務副大臣は、「テロとの戦いにおける両国の連帯のシンボル」と位置付けている。