米国人の肥満率、30%超えで過去最悪 CDC年次調査
肥満率はアフリカ系(黒人)の層が最も高く、次いでヒスパニック系、白人の順だった。特に黒人女性の肥満率は45%に達し、ヒスパニック系女性の32.6%、白人女性の27.2%を大幅に上回る。男性の場合は黒人35.1%、ヒスパニック系32%、白人30.2%だった。
年齢別にみると、40~59歳の肥満率が34.6%と最も高く、20~39歳の層は26.5%、60歳以上では30.1%だった。
糖尿病と診断される人も増え続け、2015年調査では18歳以上の9.5%を占めた。糖尿病は1997年の調査では5.1%のみだったが、2014年には9.1%となっていた。
医療保険を持たない人は2014年の11.5%から15年は9.1%へとさらに減少。18歳以上の喫煙者は1997年の調査では24.7%を占めていたが、2015年は15.1%にまで減った。