会見中にポケモン遊びの記者に「注意」、米国務省報道官
(CNN) 米国務省が毎日開く国際問題の背景説明の会見に出席した記者1人が話題のスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」に興じているのをカービー報道官が見付け、同記者に「やっているのかい?」と声をかける一幕がこのほどあった。
会見では、米軍主導の有志連合による過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の掃討作戦の現状が説明されていた。
ポケモンを楽しんでいた記者の所属会社は伝えられていないが、報道官の声掛けに「ゲームに目がくぎ付けになっていた」と認めたという。
カービー報道官はその後も掃討作戦の説明を続け、国務省は洞察力をもってやるべき課題を見極めていると指摘。「洞察力」の言葉にポケモンに興じていた記者を発見した「眼力」を引っかけるようなユーモアもにじませた。
この後、ポケモンに気を取られていた記者に話題を再度向けて、「ゲットしたの?」と質問。記者は「まだ。通信の具合が良くない」と応じたという。報道官は「残念だね」と言って、また説明を再開したという。