6月の気温も過去最高を記録、14カ月連続 米NASA

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気温の上昇で北極海の氷も減少が著しいという

気温の上昇で北極海の氷も減少が著しいという

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は19日、2016年1~6月の世界の平均気温が過去最高を記録したと明らかにした。北極海の氷は30年前と比較して40%減少したという。

1月から6月の平均気温は19世紀末と比較して平均1.3度高かった。観測が始まったのは1880年以降だが、米海洋大気局(NOAA)によれば、地球の気温は14カ月連続で最高記録を更新し続けている。

オーストラリアや英国、香港、スペインでは平均よりも1度以上の上昇を見せた。ニュージーランドの1~6月は記録を取り始めて以降で最高気温を記録した。

北極海の氷の減少も急で、1979年に人工衛星で記録を始めて以降、1~6月のうち5カ月で最小となったという。

NASAの科学者、ウォルト・マイアー氏は、地球上の気温について、これまで過去最高を記録しているが、北極海ではさらに激しいと指摘。この暑さと普段とは違う気候パターンが、氷の面積が過去最小となることにつながっているという。

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