F16戦闘機20機をフィリピンに売却、米政府が承認 アジアの同盟関係強化

米空軍が保有するF16戦闘機の2024年の資料写真/Staff Sgt. Jasmonet Holmes/US Air Force/File

米空軍が保有するF16戦闘機の2024年の資料写真/Staff Sgt. Jasmonet Holmes/US Air Force/File

韓国・ソウル(CNN) 米政府がF16戦闘機20機をフィリピンに売却する提案を承認した。

米国防総省国防安全保障協力局(DSCA)は1日、フィリピンへのF16戦闘機20機と関連装備の売却を提案したと発表した。総額は55億8000万ドル(約8400億円)と推計している。

DSCAは売却案について、「東南アジアの政治的安定、平和、経済発展にとって重要な力であり続ける戦略的パートナーの安全保障強化を支援することによって、米国の外交政策と国家安全保障を支える」としている。

これに先立ちフィリピンを訪問したピート・ヘグセス国防長官は、フィリピンとの軍事同盟を強化して、インド太平洋地域における「中国の侵略」に対抗するため「抑止力の再構築」を目指すと表明していた。

これに対して中国外務省報道官は2日、「フィリピンが他国と行う防衛・安全保障協力が、第三者の利益を損ねたり、地域的な平和と安全を脅かしたり、その地域の緊張をエスカレートさせたりすることがあってはならない」と牽制(けんせい)した。

DSCAによると、フィリピンからはF16C戦闘機16機と、主に訓練に使われるF16D戦闘機4機の売却を要請されていた。

新型F16は、製造元のロッキード・マーティンが世界最新鋭の第4世代戦闘機と位置付ける戦闘機で、1万2000時間を超す「構造的耐用年数」を誇る。

フィリピン空軍はF16に加えて最先端の航空電子機器やレーダー、兵器を調達することで、戦闘機部隊の大幅なアップグレードを図る。現在は韓国製のFA50戦闘機12機のみを保有している。

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